介護職の求人を選ぶ際は社会保険に注目

介護職の求人は全国的に増えていますが、長く同じ事業所で働き続けるには、給料や仕事内容ばかりでなく、社会保険の加入の可否にこだわって職場探しをすることが大切です。例えば、介護職員の数が多い大規模の介護施設の中には、就職後の早期離職を防ぐために、全ての介護職員を対象に、労災保険だけでなく雇用保険の加入手続きを行っているところも多くあります。また、希望の社会保険に加入ができるかは、出勤日数や労働時間に大きく左右されるため、少しでも分からないことがあれば採用面接を受ける時に人事や事務の担当者に質問をすることが大事です。

常勤の介護職の募集を行っている介護事業所においては、採用後に安心して働けるように求職者の社会保険に関する相談に乗ったり、社会保険の加入条件について詳しく説明をしたりしているところもあります。そこで、常勤の介護職の求人を選ぶにあたって、求人票に記載されている加入できる社会保険の種類を確認するだけでなく、求人先に直接問い合わせをすることも有効です。なお、各地の社会福祉法人や大手企業では、公的な社会保険に加入ができないパートやアルバイトのスタッフのために、独自のサポートが行われることもあります。そうした中、病気や怪我による休職や、勤務先の経営状態が悪化した場合の失業のリスクにしっかりと備えるうえで、就職活動中に複数の介護事業所の介護職員に対するサポート対応について比較をすることがポイントです。社会保障について介護職向けに説明しているサイト＜http://kaigo-shokubaerabi.com＞があったので参考にしてみてはいかがでしょうか？